RURU1234’s blog

私のこと家族のこと日々のお料理書き綴りたいと思います。

神様がくれた時間❤️8

まえがき

このブログは年老いた私の父母にも

読みやすく、文字を追いやすいように

大きな字で書くことだけを

目的に書かれています。

読んでくださる方へ

生きる力や優しい気持ちが届けられたらと

そんな思いで書いているブログです。

誰もが神様がくれた時間を生きています。

そのことに気づいて生きる父から

貰ったかけがえのない時間を

神様がくれた時間シリーズでは綴っています。


神様がくれた時間❤️8

本編スタート!!

神様がくれた時間に

気づきながら過ごす父の毎日は

感謝に溢れていました。

とにかく笑ってとにかくニコニコ

意欲にも溢れ

人には丁寧で優しくて

優しすぎる行いによく

こちらが困惑することもしばしば

そこまでするの??と聞くと

いいやん、させてもらったらイイねん。

優しさは大事、気の毒に思う人には

特に一生懸命自分の出来る限りを尽くすこと、と

命に向き合って生きる父のような心境にはなく

やはりどこまでいっても

当事者ではない分からない私達に

相手を心から大切に思う心を

姿で伝えてくれました。

夫婦といえど元は他人

私も結婚して22年になっても

相手のわからないこと沢山あります。

まず驚くのは両親と暮らした年月より

長くなっている旦那様との生活

22年も一緒の人と居ることが出来たことに

我ながら感心してしまいます 笑

結婚したんだもん当たり前でしょ?!

と言う人がいるかもしれませんが

そんなことは決してなく、

結婚生活というのは甘いだけではなく

知らなかった自分の

汚い感情に向き合うことの連続

22年であっても旦那様と私、

お互いの努力無くしては、

なし得なかったことと感じます。

でも父母は48年間

私の先の先を歩む2人はまさにお手本です。


✨至福の時✨

前夜両親は入れなかった湯船

はてさて入ることは出来るのか??

翌日起きてみると

父が眠っているあいだに母が入り

父にもおすすめしていました。

最高に気持ちいいお風呂

父も身体のしんどさも少しマシなのか

無理してでも何とか入ろうと

思ったのか

折角だし入らせてもらおうかな~

と前向きな様子です。

そんな父の様子に良かったー私は安堵しました。

思い返すと体調が優れない昨日

その次の日

私が父ならそんな体力が自分にあるのか不安で

湯船に入る選択が出来なかった気がします。

でも父は湯船に入るという選択をし

母に付き添いをしてもらいながら

この度で初めて

お部屋の露天風呂を満喫したのです。

それはそれは最高な時間

父の奮い立つような気力を見る機会に

なりました。

お部屋の露天風呂は全部屋

海に面して居て

まるでこの景色を独り占め出来るような

素敵な空間です♪

また仲良しの母がピッタリ父の側に寄り添い

Tシャツにズボンを捲し上げて

何かあっても万全の体制で介助します。

父の身体を湯船に入れるように

そーっと支える母

湯船に入った後も

父を気遣いそっと見守って居ます。

やっと入れた元来お風呂好きな父は

それはそれは嬉しそうです。

スイスイ〜と泳ぐように水面をかくような仕草で

湯船の奥へ行き、海を見ています。

こちらと海両方が見える場所で

アーーーと声を出し

気持ち良さを身体いっぱい満喫しています。

あちらを見たりこちらを見たり

忙しいのです。

元々、仕組みを知りたがるタイプの父は

海に面している露天風呂なのに

風は通るけど外からは

中が丸見えにならない格子がある

この露天風呂の作りが気になって仕方ない様子

しばらくの間あちらを見たりこちらを見たり

隣の部屋からも角度の違いから

見えないようになっている仕組みに

建築技術の高さに大変驚き

凄いなぁ〜と感激しています。

湯船であちらを見たりこちらを見たり

していたのは、それでだったのね〜

父を見守る母や

私達そっちのけでこの素晴らしい

露天風呂の仕組みに忙しいけど

本当いつもと変わらない少年のような好奇心

そんな父を見ているだけで泣きそうになります。


ここでも記念に撮影だ☆

スマホのカメラを構える母に

元気そうに見えるか〜☺️と

目を大きく開いて

こちらにポーズを決める父

そんな父をどうにかバッチリ写真に

収めたいけど

立ち位置が悪く逆光に苦戦する母

早よしーなー、何してんの??

いつもなら父はこーゆー時必ず言いますが

この時は何も言わずに黙って

母の納得いく写真が撮れる位置探し

を見守って居ました。

そんな2人を動画で私も撮りながら

もう少しこちら側から撮ったら

素敵に撮れるんじゃないかな??と

私と妹が提案すると

あっほんまやーとスマホのカメラ越しに母

お父さ〜ん、いい感じに撮れてるよ〜と

父に手を振る母

父も

そうかぁ?!元気そうに見えてるか??

と精一杯ポーズを決め頑張ります。


何を見てもグッと込み上げる私達

我ながら自分の涙脆さに

本当に泣きたくなります。

この時期父の身体は

病気と抗がん剤でかなり食欲が

無くなっていたため

湯船に入っていても

痩せてしまったと分かる父の身体。

鼻の奥がツーンとしちゃう私達でした。

昔から自分が涙ぐむと、

その場に居る姉妹顔を見合わせ、

お互い涙ぐんでいると

何故か笑ってしまう私達

この時は

妹と顔を見合わせ笑いました。

妹の旦那様のお陰

この旅はおそらくラストチャンス

薄々感じていたけど

改めて父の願いだった

淡路島旅行が出来て

本当に本当に良かったと思いました。

ここまで来るのに大変で諦めそうに

何度もなったけど

本当に間に合わせて貰えた。

とそう感じました。

妹の旦那様が

父の願いを叶えるため

ただその為だけに

まだ何も決まらないうちから

こっそり宿を用意し

乳癌両側全摘の手術をした母への気遣いと

体調にムラがあり、

大浴場なんて到底無理であろう父の為にと

こんな素敵なお部屋に露天風呂まで

ある場所を準備してくれたお陰様です。

そして、当初妹の旦那様が泊まるはずだったのに

恐らくたまたま居合わせることが出来た

私を泊まらせてあげたい。

こんな機会なかなかお姉さんにも無いだろうし

との妹の旦那様の

優しい優しいお気持ちなのだと感じました。

何度となくその優しさを感じることがあり

本当に言葉では言い表せない感謝が

溢れました。

コレは父が座るテラスのソファーに

忍び込んだ妹の子供が

動くソファーにされるところです。

グニャグニャと動いて楽しませる

父のユーモラスな一面♪

それに孫もノリノリ♪♪♪




大変だけど愛で溢れて笑いが絶えない日々

ブログを読んでる方も

この状況で笑いが絶えないなんて

異常だと思われるかもしれないけど

日常が非日常に

なっていた気がします。

それぞれの父への想いが重なり

笑って過ごしたい父

そんな父に笑いを届けたい母

この過酷な病状の中では有りますが

一緒にお泊まりした

妹の子供達の賑やかさと父母の会話に

笑いまくった笑顔いっぱいの旅でした。


ごはんが先だったか後だったか

忘れちゃいましたが

朝食も食べ、お風呂も入り

わぁーーもうすぐだね。。

ウンウン。

そうです。

もうひとつ、父にはこの旅で

心待ちにしていた

楽しみに思うことがあったのです♪

そのお話はまた今度。


いつも読んでくださりありがとうございます。

色々あって更新頻度が減っていて

申し訳ないです。

でもこれからまた書き進めていきます。

神様がくれた時間次回も是非

楽しみにお待ちくださいませ♪

誰もがみんな

神様がくれた時間を生きていること

気づけたなら昨日より今日が

より一層

キラキラ輝くことを教えてもらう旅に

なりました。

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