すい臓ガンに抗がん剤❤️
父77歳
すい臓に2センチ強の
ガンあり
と伝えられて6日
一気に押し寄せる運命に
家族としてどう思えばいいのか
遠く離れていて 駆けつけられなかったため
余計に心配が募る
そんな私とは正反対に
見つけてもらって有難いと
感謝しきりの父
癌が発見されて
落ち込む人はよくいますが
感謝だなんて
その現実感のなさに私はずっと
なんだかフワフワしていました。
例えるなら
風船で身体ごと持ち上げられて
重力を感じないような日々でした。
でもでもでも
本人が感謝だというんですもの
感謝なんでしょう。
ようやく4日目くらいから
私のつま先が地面につき始め
5日目の今日は足の全面が地面についた感じ
やっと歩けそうです。
いつまでもあると思うな親と金
そんな言葉もありますが
私は両親がいなきゃ
こんなに大きくなっていても
生きていけそうにありません。
いや、
それでも人生は続くから
生きていくしか無いのは
頭と心でわかっていても
2人を離したくありません。
ずっとずっと元気でいて欲しいと
心から願ってしまいます。
お金の面でも三姉妹は両親には
出来る時に出来る精一杯の100倍くらい
やってもらってきた私たち
今度は私たちがお返しする番です‼️
離れているから余計かもしれませんが
ずっと遠くに嫁いでしまったから
離れているから
親を欲するのかもしれませんね。
だからなのか
ピンチは伝わってきます。
親と周波数が合ってるのか
なんかわかりませんが
気になる瞬間瞬間があるのです。
だから私は
時間の許す時は
電話をかけ解決できることは
離れていてもできる時もあるので
チカラになりたいと思っています。
諦めないで〜
少し前に流行ったCM
ではありませんが
本当物理的な無理を超えて
今は不思議なほどに
遠く離れていても
いざという時出来ることが
たくさん有るのです。
今日は初の抗がん剤
昨日の夜から母は
ちょっと緊張していた様子
本人の父は
朝の風景を写真に収め
朝から上機嫌
母はここ数日父の入院に合わせ
付き添いを朝から晩までする為
バスを二回も乗り継ぎ
病院へ通っています。
朝は早く起きて身支度整え
さぁーいざ出発‼️
いつものように
今から行ってきまーすバス乗ります🚌
とラインが入ります。
みんなが見れる家族のグループライン
いってらっしゃい〜と思いながら見ていると
しばらくすると母から
慌ててバスを降りたら
日傘を忘れたとラインが入りました。
たくさんのお荷物を持って1人
バスに乗る母の姿が見えるようです。
高齢になり
一生懸命な時ほど
何か忘れちゃう模様
母には父の元へそのまま行ってもらい
予定通り父の抗がん剤投与に間に合うように
促しました。
母の日傘はどこ？？
遠隔地にいる三姉妹で連絡して
日傘の行方を追うことになりました。
日傘追跡
小さい頃から
誰かが困っていたら助けること
相手の立場に立って物事を考える想像力
母からいつも言われていた為
人の気持ちを思う力が強い私たち
その三姉妹の連携は自分で言うのもなんですが
素晴らしく
何分のどこ行き？
なんて会社だっけ？
朝は特に暇してる私が
電話をかけることになりました。
ラインで文字の会話を姉妹と続けながら
電話をしてバス会社さんに問い合わせます。
お名前と電話番号を聞かれますので
私は娘で東京からかけてます。
忘れ物をしたのは母で奈良に住んでいます。
と事情を説明すると
東京からわざわざ〜と何だかびっくりされます。
とりあえず無線で伝えますので
お母様の日傘の特徴を。。と質問されても
見てない私にはわかりません。
少しお待ちください。とバス会社さんに
待ってもらい
三姉妹のグループラインで
お母さんの日傘の特徴わかる？色とか長さ〜
なんて書いていると
個別ラインで母と話したという
姉が黒と言ってくれました。
黒です。と伝え
後ほどお電話折り返します。
とバス会社さんに言われて一旦電話を切り
待つこと数十分
お待たせしました〜と電話があり
見つかりました。
黒でとって部分がゴールドですね〜♪
奈良弁で親切に親切にしてくださる
優しいバス会社さんの様子に心から安堵しました。
取り置き1週間をお願いして電話を切りました。
高齢になると
こういう事も
あって普通
本来はもっと側で若い者が
支えて駆けつけて
出来ないことは
助けたとわからないように助けるのが普通なのに
結婚した20数年前は
こんな日が来るなんて
思いつきもしませんでした。
親不孝な娘です。
でも、スマホのおかげで
側にいなくても
お陰様で出来ることも沢山あって
ほんとうにありがたいと感じます。
自分のものを忘れて気持ちも焦ってるでしょう
こんな時でも母は
自分も足が痛いのにおじいさんに席を代わり
誰かの落し物を拾い大活躍したようです❤️
だからってわけじゃないけど
やはりおかげさまって巡り巡ってくるんですね♪
忘れ物って
見つかったら見つかったで
どこに取りに行くか？なども
色々大変ですが
兵庫に住む妹家族が
父の退院の日は
家族で迎えにきてくれるそうで
その時に取りに行けるよ〜〜と
妹が言ってくれるのです。
わぁーー良かった♡
決して近いわけではないのに
父や母を思い遠い姉達に代わって駆けつけてくれる
妹夫婦と子供達
ほんとうに三姉妹それぞれ嫁に行き
離れて暮らす寂しさはありますが
思い合える家族という仲間の輪が
どんどん大きくなりました。
コレが結婚して
家同士がくっつき家族になる喜びなのかな〜♪
このあと予定より少し遅く
いつもお忙しそうな主治医の先生が
自ら投与の準備をしてくれ
大安心感の元
始まった初の抗がん剤投与❤️
どうなることかと
少し心配もあるだろうけど
大丈夫❤️大丈夫
私達は祈るのみ
母はおまじないで
正式には神様のお力をお借りして
父の抗がん剤の投与される
チューブにしがみつき
良いものだけが体に流れますようにと
祈りを込めておまじないしたそうです。
母の亡くなった兄も実はガンでした。
母はその時もおまじないを
してあげたそうです。
母のお兄ちゃんも
最初はおまじないなんて半信半疑
そりゃそうですよね〜
信じていなかったそうですが
おまじないのある時とない時
格段に抗がん剤のもたらす
しんどさが違ったようで
頼むからアレをしてくれ〜と頼む〜と
懇願されてよく父と2人名古屋まで行っていました。
母はその時の様子を
伝えそれをさせて欲しいと
予め主治医の先生にお願いし
オッケーを貰えた👌と
数日前とても嬉しそうにしていたのを
思い出します。
そんなこんなで
父は抗がん剤❤️初投与完了した様子
初抗がん剤の感想
父の感想
ようこそ抗がん剤、よろしくお願いいたします‼️って感じ。
今なんともありません。お母さんのおかげです。
皆さん応援ありがとう‼️ばんざいばんざーい‼️ばんざーい‼️
母の感想
投与、の後は、しんどくって、お昼のご飯どころではないと、寝込む？かなぁーとおもって居ました。元気だった頃の食べてたお父さんと変わらない、ご飯の食べっ振りに驚きです。何かのスイッチが、オンに入った感じです。がんちゃん有り難うね。77歳と70歳の147歳。残り少ないであろう2人が、最後のろうそくの火ではあるけれど、少しのほのお。消す事無く、細々でも腕を握って生きて、生きて行きたいですね🎵🙏
このように今のところ
前よりすこぶる調子が良い様子
良かった良かった
主治医先生のどんな患者のお願いも
聞いてくださる優しさに支えられて
輝く時を過ごしています。
感謝っていい時だけじゃ無く
悪い時にも出来るのが本当の感謝なのかも
そんなことを2人を見ていて思いました。
泣こうが叫ぼうが
時は止まりません。
今までもコレからも
何も変わらないのです。
大きな大きな宇宙の
小さな小さな星
地球
その小さな小さな星地球の
そのまた小さな日本という国の
そのまた小さな都市に住む私達
どんだけ小さな存在か
でも、小さいけど
命は尊く
強いもの
ひとりひとりの存在は必ず意味があって
必要だから生かされていることを
いつも感じます。
ガン患者家族
考えてみれば
母が乳がん 両側同時全摘術後1年
ずっとガン患者の家族だった私達
今度は
沈黙の臓器
すい臓がん患者の家族になりました。
すい臓と聞くと
ギョッと噂されるまま思ってましたが
皆さますい臓は
悪い子ではありません。
体の中のどこにあるのか？
その位置とその働き
すい臓という
臓器に絡みつく血管や神経
それを知ると本当ビックリすると思います。
人に例えるとすい臓のこと私は
素晴らしく繊細な子だと感じます。
見つけにくいのは
隠れた場所にあるからなんですね。
メジャーな臓器の後ろで頑張ってる
真面目な臓器でした。
驚くかもしれませんが
父は一年前の検査の時には
ガンについてはまだ
影も形もなかったものなんです。
だから、自覚症状なくても
何かの検査の時
すい臓是非注目してあげてください。
沈黙といえば怖いですが
どの臓器も喋りませんしねー笑笑
私もそうですが
多くの人が多少の不調があっても
何か身近で原因をくっつけて
あーあのせいかなー
気のせいかなー☆って
思いたいもの。
その時です。
安心料だと思って
病院で一度見てもらうタイミング
好機と捉えてくださいね。
何もなければないで良いし
本当そう思います。
時を止めることも戻すことも
私達にはできませんが
その全てを受け入れ前向きに生きる両親に
平常心を取り戻す大切さを
教えてもらいました
平常心
取り乱すと何が平常心かわからなくなりますが
平常心って
体にも良さそうです。
心臓の負担も減りますし
きっと臓器への負担も減るのかな
だから父は今日も普通に笑って過ごしているんだと
思います。
抗がん剤を受けて
食欲が湧いてきた様子の父
まだ1回目だから
何もわかりませんが
とにかく無事1回目が投与できて良かった。
見守る私達は
父の側にいる母のラインが頼りです。
みかんを３つ食べ
プリンを一個食べ
なんだか美味しく食べられてる様子です。
土曜には退院して
そんな運びになります♪
何かあっても無くても
完全感謝な父
父にはかないませんが
私もそんな風にあれたらと
思います。
家族ラインで大流行り
今日はナデナデが
大流行りです。
あちらでもこちらでもナデナデ
みんな頭出し〜と父の号令
もちろん私が一番に頭を出しました。
父も今日はごはん完食
ナデナデやね〜とラインしたら
髪の毛がとても大事な父
セットした髪型が乱れるのを
私たちが子供の頃からとても嫌います。
だからお洋服は必ず被り物はNG
前は特に触っちゃいけない
そんな父は頭に敏感
ナデナデという言葉に
あんまりキツくしないで〜だって🤣
大事な大事な父の髪の毛
抜けないように
そーーっとナデナデするようと😌
ラインしておきました♪
どうか抗がん剤さん
父の髪の毛を持っていかないでください。
出来るだけ残してね
祈ることがまた増えました。
こんなやりとりが出来るのも幸せなことです。
でももし、命と引き換えなら
父の毛あげます。
私がウイッグを父に贈ります♪
長髪のお父さんも見てみたい❤️
きっとびっくりするほど
イケメンおじいちゃんに父なら
なれる気がします♪
と私は思ったのですが父のモラルに反するらしく
カツラは却下になりました。
でも女性は別だそうです♪優しいなぁ
父に言わせると命あっての物種
髪の毛がなんだ‼️と申しております。
何事にも潔い父です。
そうだそうだ〜髪の毛がなんだ‼️命が大事‼️
後は
神のみぞ知る☆ですね。
本日も最後まで
お読みいただき誠に有難うございます😊
私のTwitterへはココ↓↓↓から飛べます☆
https://twitter.com/ruru1234_zyx
私への拍手と飛び上がるほどうれしく感じます♪
↓↓↓
にほんブログ村
