すい臓がんにおとなしさ♪5❤️

このタイトルにどんな意味があるのか

それはなんとなく

恐れられる

すい臓がんに

おとなしくしてもらう

それは可能なのか

私が知りたい。そんな思いから

タイトルをなんとなく決めました。

すい臓がんで検索しても

良い情報は出てこないのもわかっていますので

父の思い通り

目の前にあるデーターと父の気持ちを

最優先で大事にしたいと思っています。

シリーズ第5弾の前に前回の回想を〜♪

回想があると少し思い出すお手伝いになりますよね

いつも読んでくださる読者様有難うございまーす😊✨

前回までの回想シーン

たまたま姉が出会った人から紹介された

健康食品が30年前健康の仕事をしていた父の

よく知っているハイゲンキという

玄米酵素の粉末である奇跡

色々初めてのものでは難しいところを

扱い慣れた商品との再会という形を

取ることによって

口に運びやすくなる魔法と

心に受け入れやすくする魔法

２つの魔法を

神様がかけてくださったように思えて

私はなりませんでした。

でも肝心な父はあまり病気についても

治療法についても情報は欲しがらず

いろんな思いを安定させるためにも

意思を疎通するのを

嫌がる日々が続きました。

深いため息の出るような毎日

それは私がそうだったように

みんなそうだったと思います。

でも、ため息だって悪いことばかりじゃない

脳に新鮮な空気を精一杯送り込み

頭はより良い方法を考えようとしているのです。

暗雲立ち込めても

人は深呼吸して次なる準備をしているのです。

そんなもんよ。

順調なことが感謝であり、つまづくのが普通

でもまさかこんなことになるなんて。。。

私達は必死でした

父が自分の身体を痛めてまで

私達に食の大切さを伝えてくれたこと

そして父との意思の共有が難しいなら

三姉妹と母で密に連絡を取り

どんな様子か、見たり聞いたりすることでしか

父の状態を知るすべがなかったのです。

入院中は、比較的頻繁に今食事です。

お父さん完食です。

父の完食した食事後の画像が送られてきて

みんなで喜び合いました。

ひとつひとつ喜んでいこう。

それが家族の合言葉になっていました。

最悪だけど、こんな状況でも

良かったことはあり、それが

お父さんの喜びをみんなでひとつひとつ

喜ぶことでした。

今ある幸せに目を向ける

それが私達患者を支える家族の

心の励みにもなりました。

退院後は

それほど父の様子報告も頻繁でもなくなり

最初の日なんかは私が物足りなく思ったほどでした。

どんな様子なのか全然わからず

離れているから何かあったような気もして

スマホから目が離せなくなっていました。

でも後に母から聞くと

退院後の生活にする為に

洗濯やら掃除やら母には色々することがあり

バタバタしていただけのようでした。

父には奇跡を起こしてほしい。

私だけじゃないと思いますが

父に関わる多くの人がそう望んでくれていますので

支える家族もなんだか力が入ってしまいます。

だから免疫力を上げる健康食品などを

できるだけ多く体に入れてほしいと

私達は父に事あるごとに言っていました。

飲んでる？？聞くと

そんなには飲めへん。。という父

え？！なぜ？？？

これはどういう意味なんだろう。。

私達には父の気持ちを知る術がなく

あーそーーー。。。とそこに

気持ちを残したまま言うしかありませんでした。

患者と患者の家族

違って当然ですが

気持ちって難しいですね。

精一杯挑戦してほしいと思ってみても

本人次第

こちらの一生懸命とは違う父の感覚

病気への感じ方に

温度差を感じ始め

良からぬことまで思うのでした。

もうこのまま放置しても迷走するばかり

迷宮入りしたら

それこそ分かり合えなくなってしまう。。

私が言う他ありませんでした。

でも、実際父の声を聞くと

言えなくなってしまう。

色々頑張ってるのにまだもっとだなんて

病気で

頑張ってる人に健康な自分からは本当言いづらいです。

でも、そんな猶予はない。

今言うしかないんだ‼️

あれ飲んでる？？

沢山飲んだら消えたりもするみたいだし

お願いだから飲んでよー

どうして言ったことその通りにしてくれないの？？

そんなこと言ってる場合じゃないよー

今やらないと。。

父の気持ちより自分の気持ち優先で

まるで他の家族の代表のように話してしまいました。

普段は言わないから言うとキツくなる

よくそう言われる私

でも言わなきゃならない時は

ハッキリが一番大事

お父さんは頑固なんや

頑固。。。。。

頑固だからガンになるとも言われるほど

凝り固まった考えって危険とも聞くので

どう言おうか頭でグルグルしました。

その間にも父からは

みんなが思って口に出すほど

お父さんはこの病気を意識していないんだ。

だから、あれやれこれやれ

みんなの気持ちは有り難いけどノルマみたいに

言われるのも強要されるのも嫌で

そう思わないことはやりたくないんだ！！と

断固として健康食品の免疫力アップ系のものを

多くは摂取したくないと父は言います。

こんなに思ってるのに。。

私の方は言葉もなくなります。

しばらくの沈黙の後

嫌な空気になるなら電話を切ると

私は言いました。

だってそんなことが

言いたくて電話したんじゃないから

楽しく母と会話していたら

父に電話を代わってくれ

体調など父の様子を聞いた私。

そんな流れで今のうちに言っておこう。

そう思い話したのがキッカケでした。

ゆっくりと言葉を選んで、

でも選びすぎるとわからなくなるので

私は父の真意を確かめたくてこの機会を無くすと

話せない。そう思って話しました。

それはお父さん自身が先が短いと思ってるから

好きなものを食べ自分の好きにしたいという事？？

失礼極まりないかもしれないけれど

ココが一番大事だと思い

勇気を出して聞いてみました。

すると父は少し興奮した様子で

お父さんは全然そんな風に思っていない

諦めているわけじゃない

実際今痛いのは足だけで身体はいたって

元気。抗がん剤してるのに元気は違うと

思うかもしれないけれど

病気を意識していない。と

むしろ周りが病気だ病気だと言うだけで

病人の意識がない。そう

しきりに言います。

え？！じゃあ何故？！

ますますわからなくなる私

諦めていないならやろうよ‼️

出来る事やろうよ。

私はそう言いました。

でも父はなかなかウンと言いません。

頑固だとは思ってましたが

本当に頑固すぎて笑いそうです。

では、何故そこまで。。

頑なにそう思うのか聞きたくなりました。

もう、帰宅なんてどっちでも良い

仕事帰りに電話していたため

帰宅前の途中での短時間の電話のつもりでしたが

私の中でこれは重要な局面に思え

じゃあと電話を切れる内容ではない為

腰を据えて父と話す決意をしました。

みんな実は困ってるよ

お父さんは病気や治療の情報を欲しくない。と

私達に言うし、でも4人がいいと思ったことはして。

というから

お父さん以外の4人で決めたことをしようとしたら

肝心なところで

したくないと言う。

お父さんの人生だから

❤️みんなお父さんのしたいように❤️

それが三姉妹とお母さんの1番の望みだけど

そのお父さんの望みがわからない。

だからお父さんの思いを聞かせて。

父とこんな話をするなんて

父は一番偉い人。そういうお家で育った私には

ドキドキが止まりませんでした。

父という絶対権力の持ち主

こんなそびえ立つ高い壁に私が何をできるのか？

どんな話になるのかこの時

本当は怖くて怖くて私、仕方なかったのです。

本日はココまで続きはまた明日☆

本日も最後までお読みいただき

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